健康のためには食べ過ぎをやめる

戦中、戦後は食べるものも十分ではなく、日本人は食べ物をつくり出すために必死に働いてきました。そして農業も大型機械の導入で自動化されました。今や様々なテクノロジーを活かした農業・漁業は当たり前の光景のようになっています。また、日本の食糧の中心となっている輸入品の管理も簡単にできるようになりました。それらの食糧生産が確保されたとなると満足か、と言われると皮肉なことに今度は食べ過ぎによる健康の悪化などの問題が指摘されるようになりました。食べ過ぎの問題だけではなく、食糧が足りていることから生じる食べ物への恐怖を抱く摂食障害なども最近では若い女性を中心に増えています。

せっかく昔の日本人が望んだように、いつでも好きなだけ食べられる食糧環境が整備されたというのに、健康を害するまで食べてしまう、もしくはそれに伴ったダイエットにより体調を崩してしまうというのは残念なことです。食べ過ぎというものは、言ってしまえば目先の美味しいものに心を奪われて将来起こりうる肥満というリスクに対して無頓着になってしまっている状態です。もしもその利益計算を正しくできたとしたら、食への意識も少しは変わるでしょう。食べることは人間として当然の生理作用です。ならばそれをコントロールすることは無理か言うとそんなことはありません。人は理性というものを持ち合わせている動物だからです。このことを思い出して、健康的な範囲で食べることが大切です。

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